子供はスマートフォンにはまり、「スマホ依存症」ってなに?
スマホの普及により、スマホ依存、ネット依存となる子どもが増えている。保護者からの相談も、「子どもが家にいる間中スマホでLINEを使っている」「スマホを持たせたらはまりすぎて成績が下がった」というものが目立つ。スマホ依存、ネット依存は、大人も巻き込んだ大きな問題となっているのだ。
「スマホ依存症」の特徴はなに?
警視庁が小中高校生を対象に2014年にアンケートを採った結果を見てみよう。アンケートでは、次のような10の依存行動の経験を尋ねる質問を作り、それぞれの項目に「当てはまる」と答えた場合を1点とし、高い方から「高依存群」「やや依存群」「低依存群」としています。
- 携帯電話が手元にないと不安になる
- 食事をしながら、携帯電話をいじる
- 友達と遊んでいても、携帯電話をいじる
- 携帯電話を忘れたら、家に取りに帰る
- 寝るときも、携帯電話が近くにないと落ち着かない
- 予定の時間が来ても携帯電話でネットを止められない
- 宿題などしなくてはいけないことがあっても、携帯電話を使う
- 携帯電話のない生活は考えられない
- 携帯電話でインターネットをしていると、ほっとする
- 気がつくと、何時間も携帯電話を使っている
では「スマホ依存症」で実際何事が起きやすいですか?
子供が「スマホ依存症」になっても、社会生活や人間関係に悪影響はないですが、コントロール不能状態になっていませんか、
禁断症状は起きていないかどうかが重要なことです。
もし子どもにそのような傾向が見えるのであれば、すぐに手を打つ必要があります。
ネット依存が進むと、自律神経失調になり、視力低下、慢性疲労、不規則な食事による栄養失調、運動不足による肥満などにつながります。
さらに進むと、遅刻、欠席が続き、不登校や退学、退職につながることもあります。
子どもだけではコントロールが難しいものなので、特に低年齢のうちは自由に使わせるのはおすすめしません。
一度利用し始めてからでは軌道修正が難しいです。
では、幼い子供に使える携帯はありますか?
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